航空大学校

航空大学校入学試験対策・3次試験

投稿日:2017-12-22 更新日:

2次試験を合格された方おめでとうございます。

僕は一番の勝負所だと思っていたのが2次試験で、3次試験合格発表よりも2次試験合格発表のほうが嬉しかったのを覚えています。

次はいよいよ最終・3次試験です。

 

平成30年度航空大学校募集要項

5. 入学試験の方法

 第三次試験:面接試験及び飛行訓練装置による操縦適性検査【対象者は第二次試験合格者に限る】

3次試験は、面接試験及び飛行訓練装置による操縦適性検査となります。

面接試験は航空大学校の教官3,4人を前に、事前に記入した面接カードの記載内容について深掘りをされる形式で、操縦適性検査はシミュレーターを使って基本的な旋回や上昇・降下と計算(?)、あまり覚えていません。

3次試験が近づき、面接カードに何を記載するか悩んでいる方も多いと思います。面接カードの内容も正直あまり覚えていないのですが、特技や志望動機などの一般的な内容であったと思います。パイロット・航空大学校に対する志望動機は他の受験生と大きく差が生まれない所なので、それよりも大事なのは丁寧な字で、要点を簡潔にまとめた文章であろうと思います。面接カードの見た目に限らず、面接試験での表情や喋り方、服装(ほぼ全員スーツ)などの受験者自身の見た目によって、試験官に与える印象は大きく変わります。面接官は、学科・実科・役職を問わずほぼすべての教官が担当するようです。年配の方々が多いです。僕達のフライト訓練では、操縦技術に関してだけではなく、声量や言葉遣い、字の丁寧さ等の細かいところまで指摘を受けます。多くの先輩、同期、後輩を見ていると、私生活のだらしない人は座学・フライトの成績が悪い傾向(あくまで「傾向」、「全員が悪い」ではありません)にあります。どの現役航大生に聞いても同じ考えを持っていると思いますし、学生でも分かるのですから、当然教官も分かっているはずで、そのようなだらしない人を弾くための面接であるはずです。仮に途中で退学になったら本人にとっても時間とお金が有意義に使えないですし、航空大学校にとっても同じでしょう。

面接試験の内容は面接官次第のようです。ある教官によると、面接カードの特技に「けん玉」と書いてあったのでエアーけん玉をしてもらったこともあるそうです。本当に分からない質問を聞かれたら素直に「分かりません」と答えるのが良いと思います。素直な人の方が面接官である教官の評価が良い気がします。教官からよく言われることとして、日々の訓練の中で、地上や上空での作業(Procedure)をスムーズに行うことが出来るようにするのは最低限であって、都合の良いイメージフライトをするのではなく、気流が悪い・雲が多いといった都合の悪い状況でもどうやって訓練効率を最大化させるかを考えるべきということがあります。面接も想定される都合の良い質問についてはスムーズに受け答えできるようにしておいて、そうでない質問に対してイメージしておくのが良いはずです。自分で都合の悪い質問を考えることが出来なければ、家族や友人に話してみるのも良いと思います。その点パイロット予備校はそういう都合の悪い質問対策をするための場所として活用するのに適しているのかもしれませんが、僕は必要ないと思います。

操縦適性検査はフライト学生も使っているCR12型というシミュレーターを使って行います。航空大学校HPに写真があるので参考にしてください。試験内容は覚えていないですが、当日の説明通りに操作をすれば、ほとんど問題は無いはずです。一点集中をしたりぼやっと計器を眺めたりせずに、確認しなければいけない計器を順番に確認していくだけです。例えば、AI(姿勢指示器)のバンク角が合っているか、バンク角がずれていればホイールを回して直す、次に高度が合っているか確認し、所望の高度からずれているのならばホイールを引いてあげる、見なければならない計器がAIと高度計の2つだけであれば、この2つの作業を短い時間でひたすら繰り返す、計器が3つに増えれば3つを、4つに増えれば4つをひたすら繰り返すといった具合です。このときにガチャガチャとホイールを動かしてしまうとズレが発散してしまうので、出来るだけホイールを止めることを意識しましょう。航大のシミュレーターは若干敏感なので、大きな操作をせずにゆっくりと小さい操作を心がけることがコツでしょうか。シミュレーターなので一回姿勢を決めてしまえばほとんどずれることはありません。簡単です。気にすること無く検査を楽しめば良いと思います。

心得(!)みたいになりますが、以上簡潔にまとめると以下の通りです。

  • 面接カードは丁寧に書く
  • 清潔感のある見た目
  • 快活に明瞭に丁寧な言葉づかいで喋る
  • できるだけホイールを止める
  • 一点集中やぼやっとしない
  • ゆっくりと小さなシミュレーター操作

 

参考ブログ

空と自分と、ときどき世界。 具体的な対策方法(兼、パイ予備ステマ) 

空も飛べるはず 3次試験を振り返る

こっそりパイロットになりたい ソラ のブログ ナツ姉の3次試験

 

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